皆さんは、普段履いている靴の減りを気にしたことはありますか?
今日はその、靴のすり減り方について解説します。

よく患者さんから、
「靴の外側ばかりすり減っているから、私、歩き方おかしいんやろか?」
と聞かれます。

結論から言いますと、
かかと部分は外側がすり減るのはOK!(正常)です。

しかし、つま先の方まで外側がすり減っているのはNG!(正しい歩き方が出来ていない)です。

ここがすり減っていてはダメ!

では、正しい「歩行」について、を少し詳しくみていきましょう。

歩行時足の重心の移動を表すと、下の図ようになります。

重心は図のように、
①踵のやや外側にまず乗り、
②足の外側(小指側)を通って
③親指に抜けます。

このように正しく重心移動ができ、正しい歩き方をしている場合は
靴のすり減り方は以下の図ようになります。

すり減っていても良い箇所

重心移動がうまく出来ず、正しい歩き方が出来ていないと、
上の図の青い●以外のところがすり減ってしまいます。

皆さんも、一度ご自身の靴をチェックしてみてください♪